ツナ類をキャスティングで狙う時のノットは?
私はPRノット1択!
でも注意してほしいところがあり〼
この状態で記録魚が掛かったと思うと…
ちょっとゾッとしますね…
なので私はPRノットにスクラムを追加してラインへのダメージを軽減!
さらにはライントラブルも防げるというおまけつき
そして根ズレにも強いという
(マグロの場合は魚体に擦れてしまいますが)
そして組んだノットはこんなカンジ
PE8号、150lb、スクラム6号
リーダーの焼きコブまでの長さを覚えておいてください
このノットでマグロを釣りました
正確に測定はしてませんが40〜50kg
カーペンターの240サイズのルアーで比較
この魚と引っ張り合いした後のノットがコチラ
ほんの少し、詰まってます
ちょっとですが伸びて締まった模様
その後のスクラムはこんなカンジ
何が言いたいかというと?
投げてるだけでもラインへのダメージはあります。
特にノットのすぐ上の部分
ここを保護しないと、1日の終盤で記録魚が掛かった時に…
ラインブレイクしてしまう
可能性が出てきます
なので私は100%の強度が出るPRノットにスクラムという選択をしています。
以下の記事はジギング魂のFG、PR強度比較
ただ、PRノットにもデメリットはあります…
PRノットのデメリット
・編み込みが長くなりがち
・ガイド抜けが悪い
・飛距離が落ちる
・ライントラブルになりやすい
このデメリットを解消するために
編み込みを短くする
どうやって?
短くすると抜けない?
大丈夫ですw
方法は至って簡単
編み込み部分をボビンでクルクルするときに錘を追加
重さが足りないとうまく回転せず、締まらないので錘を追加します
慣れてくると軽めでも締まるので12〜20号ぐらいあれば8号以上のPEでもバッチリ締まります
しっかり締まってれば多少編み込みが短くてもズレません
3cmぐらいでも抜けたことはありません(ドヤァ)
締める時はワセリンを使って締めましょう
バッチリきまると溶けて融合したような色合いになります
(10号170lbスクラム8号)
編み込みを短くすると得られるメリット
・ガイド抜けが良くなる
・ライントラブルが減る
だけどもPE本線へのダメージは避けられません
1日投げただけでも結構ケバ立ちがすごいです
このように
編み込みを短くして抜けをよくする
短い編み込みでも耐えうるノットにするためにワセリンを使って締め込む
PE本線をスクラムでカバーして保護&ライントラブルを減らす
こうすることで結束強度100%にしつつ、デメリットを打ち消すことができるんです
ということは…!?
結束強度
FG:85%
PR:100%
だとすると1ランク太いFGノットと同じぐらいの強度になる!?
以下YGK(よつあみ社、フルドラグのスペック表)
https://xbraidygk.jp/products/p979/
ということは同じ強度であるならば、FGより飛ぶ
飛ぶ=釣れる可能性UP
こういう図式が成り立つ気がします
なので私はPRノットを極めて、スクラムを装備してより強く、トラブルの無いラインシステムで釣りを楽しみます
ノットを組む時にはちょっとコツは必要ですが覚えると簡単で安定します。
ぜひ大物釣りにPRノットとスクラムを導入してみてはいかがでしょうか?
短いマグロシーズンです。
禁漁になる前に最善のラインシステムで挑んでみてはいかがでしょうか?
追伸、需要あればPRノットのコツ動画を作ろうと思います